Briller日記

サブビジュアル

就労継続支援B型事業所『げんき』さんで就労体験をさせていただきました!

こんにちは!Futur職員の香川です!

10月7日(月)、10日(木)の2日間に、心オドルマルシェにもご協力いただいた就労継続支援B型事業所『げんき』さんで就労体験をさせていただきました!

今回は高校生計6名が参加し、
①ゴム製の部品に色が異なる2本のコードを通す作業
②ピンク色のシールをシートから剥がして金属の部品に貼る作業
③コードをプラスチックの部品に通す作業
④5種類の絵ハガキを1枚ずつ取ってセットを作る作業
⑤野菜を袋詰めする作業
の5つの作業を体験させていただきました!

①の作業について、
コードの色を間違えずに通すこと、穴を探すときに先端の金属線が曲がらないように優しく突くこと、金属部分が少し残るようにコードを通すこと等が作業の注意点でした。
子ども達が苦戦したのは、金属線が曲がらないように優しく突いて穴を探す事でした。力の加減が難しい子は穴を探すことに必死になるとどんどん力が入ってしまい、先端の金属線もコードの手で持っている部分もぐにゃぐにゃに折れ曲がってしまいました。数をこなすうちにだんだんと穴がある場所の感覚を掴み、金属線を曲げてしまうことは減っていきました。

②の作業について、
竹のトングを使ってピンクのシールを傷つけないように剥がすこと、シールを金属の部品の四角の枠の中に納まるように貼り付けること、金属の部品はなるべく指紋を付けないように扱うこと等が作業の注意点でした。
ピンクのシールは初めて見る・触る感触の物だったので、竹のトングという道具を使って傷をつけないように扱うことに、みんな苦戦しました。作業を進める中で、少しずつその扱いに慣れていきました。金属の部品の四角の枠はピンクのシールとほとんど同じ大きさなのでぴったり納めなければならず、少し曲がったり少しはみ出してもやり直しになるため、慣れて集中が切れてきた後半にやり直しがたくさん出てしまい、なかなか大変な作業でした。

③の作業について、
プラスチックの部品の上下を正しい向きにしてコードを通すこと、コードを通した後にゴムの部分がプラスチックの部品から少し見えるように留めること等が作業の注意点でした。
①の作業と似ており、今度は穴を探す工程も無いため、スムーズに進めることができた作業でした。プラスチックの部品が少し見えるように留める工程は、進めていくうちに『少し』の感覚が曖昧になり、短くなったり長くなったりしたため、その度にお手本を見て正しい長さを確認しました。

④の作業について、
5種類ある絵ハガキを1枚ずつ順番通りに重ねる事、絵ハガキを折り曲げないように扱うことが作業の注意点でした。
絵ハガキはそれぞれの絵がとても似ていたので区別がつきづらく、順番が分からなくなってしまう子もいました。また、慣れてくると目であまり意識せずに手ばかり動かしてしまうため、ハガキを上に重ねていたのか下に重ねていたのか分からなくなってしまい、残念ながら初めからやり直しになってしまうこともありました。

⑤の作業について、
野菜を傷つけないように袋に入れること、袋がきちんとしまるようにテープを付けることが作業の注意点でした。
テープの機械は普段使っているセロハンテープの台とは使い方が違うので初めは苦戦しましたが、慣れてくるとだんだんと使いこなすことができるようになりました!

作業の後には、げんきさんが野菜を育てている畑も見させていただき、色々な種類の野菜を育てていることに驚きでした!

子どもたちに実際の就労現場を見てほしい、作業を体験して『働く』ということがどんなことかを知ってほしい、そんな思いから就労体験をさせていただきました。
単純そうに見える作業も意外と難しく、また『仕事』という責任感が生じることも、子どもたちは肌で感じてくれたかと思います。
げんきさん、この度は貴重な経験をさせていただきありがとうございました!

行事の狙い

・実際の就労現場を見て体感する。
・実際の就労現場で『働く』ことを経験する。
・仕事をする上でのマナーを身につける。
・(高校1年生)実習前の経験を積む。