Briller日記

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バスに乗って蓮華寺池公園のスタバに行こう!

こんにちは!Futur職員の久保田です!
3月22日(金)にバスに乗って蓮華寺池公園のスタバに行きました!
注文が複雑なお店で、自分の頼みたい商品を注文(商品名、サイズ等、トッピング)することが今回の活動目的です。

今回出発前の事前学習として注文用紙と注文の流れを記入した用紙、実際に注文している様子をまとめた動画の3つを用意しました。
注文用紙では商品名、アイスかホット、サイズ、カスタマイズの4つの項目を記入します。商品名が既に難しいのですが、「トール」などの他のお店とは違う表現やカスタマイズの注文などが難易度を上げています。サイズに関しては、文字だけでなく絵で違いが認識できるよう視覚的な手掛かりを用意しました。
注文する内容を記入した後は職員が店員役になって、4つの注文項目とお金のやり取りは意識できるように注文の練習をします。
記入・練習後は実際に職員が注文している様子をまとめた動画をみんなで視聴し、注文の仕方や商品の受け取りまでの流れがイメージできるようにしていきます。
事前学習の成果もあり、無事に全員が飲みたい商品を注文することができました。注文後はみんなで味の感想などで盛り上がりました!
注文時の課題は注文した場所から商品が出てこないということでした。自分で注文した商品のレシートをもらい、受け取り場所で番号で呼ばれます。レシートの番号を自分自身で認識してその番号で商品をもらうということです。スターバックスさんはレシートの番号を赤丸で囲んでくれて、「〇〇番ですよ」と親切に教えてくれました。
次はマクドナルドの受け取り番号に挑戦してもいいかな~と思ったり。(モニターを見て商品を受け取る)
何気ないレシートの番号も今後の課題ですね!

調べてみると、『スターバックス コーヒー nonowa 国立店』という手話を共通言語とする「サイニングストア」がありました。
聴覚障がいのある人と聴者がともに働き、お店を訪れた人とのコミュニケーションも「手話」や「筆談」などを通じて行われています。今回Futurで実施した注文用紙だけでなくハンドサイン、筆談で注文に挑戦していきたいと思います。

このような事前学習、活動を通してもちろん全員が注文できることが望ましいですが、必ずしもできるとは限りません。この活動を通して様々なお店に行き、お店側に認知してもらえるように働きかけることが大切だと考えています。記入用紙の存在が大きくなり、お店に認知され、紙を記入して注文することが成り立つお店が増えれば子ども達が行動できる範囲も広がっていきます。
これからも注文・購入ができる範囲を広げていけるよう様々なお店を企画していきたいと思います!ここまでありがとうございました!

行事の狙い

・注文方法のバリエーションの獲得
・公共のマナーを守る
・自ら食べたいものを選択し、お店で注文する
・個々の買い物スキルのチェック