Briller日記

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Futur駅伝大会

こんにちは。
Futurスタッフ、初級障がい者スポーツ指導員の大枝です。
2月25日Futur駅伝大会を開催しました。
まずは、なぜ駅伝大会?マラソン大会でよくない?
今日は駅伝の重要性について説明していきます。
駅伝は「走る」という個人の能力をもとに、チームで目的「ゴール」を目指す競技です。
私が駅伝大会を取り入れたのは、走るという体力向上の面だけではなく、「みんなでゴールを目指す」という共通の目的・目標をもって欲しい、仲間を応援できるようになって欲しいという気持ちがありました。
子どもたちとは「この襷(タスキ)をつないでゴールを目指そう」「みんなで応援してゴールを目指そう」ということを目標に掲げました。
【自分が走る→みんなでゴールをする】
共通の目的や目標をもつという体験自体が、チームとしての機能性を高める上で重要な経験値になります。
マラソンのような個人競技であれば、「脚が痛い」「体調が良くない」「思ったようなタイムが出ない」となれば、手抜きをしても、レースを中断しても誰にも咎められません。しかし、団体競技である駅伝となればそういうわけにはいきません。
チームのために全力を尽くすという経験は、自分自身のチームへの貢献の喜びを体感するだけではなく、友達がチームのために全力を尽くしてくれているという気持ちにも繋がります。それぞれ自分の持ち場(役割)の中でベストパファーマンスを発揮し合うというのが非常に大切なことです。

駅伝において重要なことは、チームで仕事する上でも最も重要なことでもある「仲間を信頼する・応援する」ことです。
駅伝大会の良いところは、チームメンバーを応援できることにあります。通常の団体競技であれば、自身も競技中なので全力で応援することはほとんどできないものが大半です。自分の応援が他の人の力となるということは、チームワークを高めていく上で成功体験など喜びを共有することになります。感情記憶は強くのこるため、スポーツを通した感動や喜びは強く残りやすく、チームを意識する要素になります。駅伝をやりきった体験に加えて、感動や喜びがチームワークを強くしてくれると感じています。

今回のFutur駅伝大会にはたくさんの保護者様が応援に来ていただき、子どもたちの走る大きな原動力になったと感じています。
自分が直接ゴールをできるわけではなく、みんなでゴールを目指していく。そのために襷を繋いで応援する。
初めての試みでしたが、来年も実施したいと考えています。

行事の狙い

・共通の目的・目標をもつ
・仲間のために自分の全力を尽くす
・お互いを応援する