Briller日記

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Futurバス支援①

こんにちは。Futurスタッフの大枝です。

Futurバス支援についてお話しします。
Futurがなぜバス支援に力を入れているか。
高等部になるとスクールバスがなくなるからということもありますが、卒業後の就労において「職場に自分の力で行くことができる」
ということが大切であり・強みになるからです。
就労において、一番大切なことは「休まないで毎日職場に行くことができる」ということだと思っています。
その一つの要素として、バス等の公共交通機関を利用して職場に行くことができるように小学生、中学生のうちからバスに慣れて練習しています。
まずは最初にバスに慣れるために、学校からFuturへの通所時は職員と一緒にバスに乗車して、バスのマナー等の基本的なことをできるように支援していきます。
また、実際のバスの経験だけでなく事業所内での動画での支援も行い、事前の学習と実際の経験を反復して実施し身に着けています。
学校から事業所までの基本的なバスの練習を行い、事業所から自宅まで一人で帰ることができるようにすることを目標としています。
令和4年11月1日現在では12名の利用児童様が一人で自宅に帰ることができるようになっています。
今後は、自宅まで帰ることができるだけではなく、バス内で起こる様々な状況に対応できるようにSST(ソーシャルスキルトレーニング)を実施していく予定です。

得られるスキル

学校からFuturまでのバス支援
①バス停で順番に待つ
②自分が乗るバスを確認して乗車する(行先、バスの番号)
③機械の使用法(ルルカカードを機械にタッチする)
④バスのマナー(大きい声を出さない、椅子に座る、前を向いて乗車する)
⑤自分の降りるバス停を認識させる
⑥自分の降りるバス停で降車ボタンを押すことができる【見る(顕著な建物・目印)聞く(アナウンス)】
⑦降車時の機械の使用法・忘れ物の確認