駄菓子ショップ①
こんにちは。Futur職員の山本です。
今回は、集中活動で実施している『駄菓子屋』についてご紹介します。
一言に買い物、と言ってもいろいろな要素があります。商品を選び、予算の範囲内で何が買えるのか考え、レジで見合った金額を支払う・・・概ねの流れでもこんなにたくさんの要素があるんです!駄菓子屋ではFutur内で駄菓子屋を開き、模擬買い物体験を行うことで、お金への理解や実際の買い物に出かけた際のスキルを向上させることを目的としています。
まずはお金の理解がまだまだ追いついていない子も多いので、その点もいろいろな補助教材を用いながら取り組んでいます。
注文シートを一人一枚配布し、購入したいお菓子に〇をつけます。それをもとに、実際のお菓子をレジに持って行き、それぞれに支給された財布内に入っているお金でお菓子を購入するのが一連の流れです。その中で職員が声を掛けたり、手順書や絵カードを用いていくつものヒントの中で子どもたちがお金への理解ができるよう支援をしています。
実際に買えた際の成功体験が、子どもたちの成長にもつながっています!日々楽しみながら取り組んでいます。
行事の狙い
①お金に対しての興味関心を促し、理解を深めていく
中にはお金に対しての理解がまだできていない子もいます。そんな子には金種の色や特徴などを伝えつつ、まずはそれぞれの硬貨の見分けがつくよう支援をしていきます。また、店員役も体験し出された商品、金額が合っているか確認したり、それぞれのレベルに見合った支援や課題を出しつつ、楽しく学び、スキルが身につくよう取り組んでいます!
②疑似的な買い物の体験を通し、他者とのコミュニケーションスキルや買い物時の流れを学ぶ
買い物ではレジの人とのやり取りや順番待ちなども発生します。その際にどう行動したらよいのか一人ひとり理解ができるよう支援をしています。店員役の子には「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」等の挨拶の仕方も教え、実際に自分自身で挨拶ができるよう支援していきます。レジ横や待機中には手順書や商品の一覧表も用意し、視覚的にもわかりやすいよう、取り組んでいます。
得られるスキル
・お金に対しての興味関心・理解
・金額の大小関係の理解
・買い物を通した他者とのコミュニケーションスキルの向上