Briller日記

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Futur駅伝大会

こんにちは!Futur職員の大枝です!
1月27日はFutur駅伝大会を開催しました。
Futurではなぜ駅伝をやるのか!
マラソンではないのか!
駅伝の活動の主の目的は「1+1=2以上」個の力を最大限に引き出して、チーム力を向上させていくことです。
駅伝の魅力の1つは、団体戦であることです。駅伝は各区間を1人で走り切るという自分との戦いである一方、チームで勝利を目指す団体種目です。
状況によっては「1+1=2以上」になったり、「1+1=2未満」になることがあります。
自分が走っている状況によって自分たちの発揮できる能力が変わってくるということです(一般の駅伝理論)。
例えば、
・自らの走りに集中できたり、トップを走るという“余裕度”が実力以上の力を引き出し「2以上になる」
・「追いつかなきゃ」という焦りが、レースプランの乱れを生み「2未満になる」
Futurの子どもたちには、自分の頑張りで友達と協力することで「2以上の力になる」ということを実感してほしいと思っています。
例えば、
・頑張りすぎてしまう子は前に相手が走っていても自分の走りに集中できれば「2以上の力になる」
・力を抜いてしまう子は相手と競う状況になれば「2以上の力になる」
これは普段の活動や仕事でも同じで、自分の置かれている状況をどのように処理していくかによって発揮できる能力は変わってしまいます。日常の活動では、誰か力を抜いていたとしても、乗り切れてしまうことも多いです。しかし、失敗が許されない本番の「駅伝」では、ひとりが走ることをやめてしまえば、レースは「途中棄権」になってしまうこともあります。
「こんな長い距離は無理だよ」といった距離でも2人、3人の個々の力を発揮することで到達できる!将来の仕事も一緒で、たくさんの仕事が目の前にあるときにチームで仕事をすると達成できる、ということに繋がってほしいと望んでいます。
お互いの成長が理解できて、それが自分たちのさらなるモチベーションにつながるはずだと思っています。

支援の工夫編
どうやったら赤組・黄組の襷を間違えないで次の走者に渡すことができるか。
・走者の名前のカードを次の走者に持ってもらい襷をもらう
メリットは、次の走者を間違えることなくその走者へ向かうことができたことです。
デメリットは、次の走者が「名前カードを置く」「襷をもらう」という2つの動作を同時に処理することで、何気ない行動でしたがその難しさを感じました。
『走る』といった普段と違う場面で2つ以上の情報を処理するといった難しさをどのように支援していくかは今後も課題です。

行事の狙い

・個の力を最大限に引き出してチーム力の向上を図る。
・状況判断能力を養う。