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こんにちは！あけましておめでとうございます。
Futur職員の山本です。今年も元気いっぱい支援に励んでいきたいと思います。よろしくお願いします！

さて、今回で第3回目となりましたアナログゲーム紹介です。
今回のゲームは『パカパカ馬』。複数の要素が絡んだ、すごろくゲームです。
プレイヤーは自分の馬（コマ）を馬小屋に帰すために、順番に2つのサイコロを振り進めていきます。ただサイコロを振って、馬を進めていけば馬小屋に辿り着くわけではありません。サイコロの出た目に従って馬を進めていくのと並行して7つの道具も集めていかないと、馬小屋へゴールができないルールになっています。2つのサイコロはマスを進めるか、道具を集めるかの二択になっており、順番ごとにプレイヤーが状況を判断し、どちらかを選択していかなければならないのです。
目先のこと（コマを進める）だけにとらわれず、後のこと（ゴールを確実に出来るか否か）を考えつつ進めていく練習としても役立ちます。また、二つのことを同時に並行する練習としてもよいのではないでしょうか。他にも、マスの進め方を学んだり、順番の理解を促したり、そういった学びも含まれています。
実際にFutur内でも取り組みの中で、コマだけ進めてしまう子には「道具がないとゴールができないね」と助言をして子ども自身が先を見通した行動、選択ができるように促したり、一緒に状況を整理してどちらの行動をした方が良いか考えたりすることで先を見通してどうしたらスムーズにゴールができるか等、考えられるように促しています。回数をこなすとだんだんと子ども自身でどうしたらいいのか少しずつ考え始められる子も出てきています。
難しい場合は難易度を下げたルールで取り組むこともでき、逆に障害物をひとつプラスして難易度を上げることも可能なこのゲーム。単純そうに見えて、いろいろな学びの要素があるおもしろいゲームです！