作業マーケット作品紹介① タイルクリップ
こんにちは!
Futurスタッフの佐藤です。
本日は以前ブログでもお話した作業マーケットの試作品、タイルクリップをご紹介したいと思います!
作り方は、
①必要なタイルを取り出す(色・数)
②木製クリップにボンドを塗る
③手順書を見て同じようにタイルを貼り付ける
です。
写真のような手順書を用いて「子どもたちが手順書を読み一人で作品を完成させる」ことを目標にしています。
それぞれの作業を少し分析してみると、
①必要なタイルを取り出す(色・数をしっかり見る)
→手順書を見て色・数のマッチングが必要になります。
②木製クリップにボンドを塗る
→ボンドを使う際に量の調整が難しい場合が多いため、マドラーを使用し手順書を見ながら『適量』を練習します。
③手順書を見て同じようにタイルを貼り付ける
→これも手順書を見ながら色(順番)をマッチングさせることが必要になります。またタイルがずれたり隙間が空かないよう丁寧さも求められます。
また全体的に小さなタイルを取り扱うことで手先の巧緻動作、クリップを押さえながらボンドを塗ったりタイルを貼ることで両手の協調動作の練習につながります。
単純な工程に見えるクリップ作りですが、作業を行う上で基礎となる手の機能や課題認識の練習になります。
また簡単にきれいに出来上がるため達成感が得られやすく、子どもたちも集中してたくさん作ることができていました!
こんな感じで3月の作業マーケットに向けていろいろな試作品を作り、どの作品がよさそうか、また子どもたちそれぞれどんな作業が向いているかを検討しながら進めています。
また他の作品もどんどん紹介をしていきます♪
行事の狙い
・色や数のマッチング
・『適量』を判断する
・手先の巧緻動作、両手の協調動作を促す
・課題を進める上での注意力、集中力を養う
得られるスキル
・作業手順書を見ながらの課題遂行
・『適量』の判断
・手先の巧緻性、両手の協調性
・注意力、集中力